現代畸聞録 怪異百物語
書店で「新耳袋」シリーズの横に置いてあったので、衝動買い。で、いざ読んでみると・・・なに、コレ?といったかんじでした。 殆どの話が、同じようなストーリー展開に終始している。いいかげん、先読みできてしまいます。で、内容がうすっぺらい割に値段が高い。 読者は怖い話を読みたくて買っているのだから、読者を怖がらせる物語の展開を考えていただきたいと思いました。
この本のことは2ちゃんねるのオカルト板の一部で話題になっていたので、ちょっと興味を持ちました。果たして手にとったその本の内容は、確かに怖い、あるいは心に残るような話もありましたが全体的な打率でいうと1割5分から2割くらい、怪談本としてはまあまあという感じでしょうか。15篇ないし20編くらいは心に残った、あるいは人に話したくなる話があったという意味です。これは2ちゃんで誉めていた人と私の感性が大分異なっていたからだ、という事かもしれませんが。 それで、この本については残念なことが若干あります。巻末のプロフィールによれば著者の猿田悠さんは怪談のメールマガジンの作者だそうです。で、メールマガジンで配信された原稿がそのまま転載されているのか、文章の推?!??がされていないと感じる部分が散見されることが一つ。それと収録された100話のうち44話が著者の前著である『恐い話 怖い話』と重複しています。『恐い話 怖い話』を買って著者に興味を持たれた方はその点、心しておいてください。 |
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